- 動画編集を仕事にする場合に必要なスキルが分かる
- スキルを効率的に身につけるにはどうすればいいかが分かる
近年YouTubeを中心とした動画投稿プラットフォームが拡大を続けており、「動画編集」という仕事も注目されるようになりました。
動画編集に興味があり、「好きなことでお金を稼ぎたい」「副業として始めてみたい」と考えている方も多いでしょう。
僕もちょっと気になるかも…
今後も伸びていく市場だから要チェック!!
そこで今回は動画編集の仕事を実際に始める場合、どのようなスキルが必要になってくるのか解説していきます。
動画編集の仕事に必要なスキルを知りたい、また基礎だけでなく応用的に必要なスキルも把握しておきたいという方はぜひご参考ください。
動画編集を行うための基礎スキル
動画編集を行うためには、ある程度編集に関する知識やスキルを習得しておいた方が良いです。
しかし、具体的にどんなスキルを学べば良いのかよく分からないという方も多いでしょう。
動画編集は稼ぎたい金額によって必要なスキルが変わる
動画編集のスキルには大きく分けて3つのレベルが存在します。
- 動画編集するための基礎スキル
- 副業として稼ぐための標準スキル
- 本業にもできるほどの応用スキル
ここで明確にしておきたいのは目標です。
例えば「趣味の一貫として動画編集をやってみたい」という場合には基礎スキルまでを身につければ問題ないでしょう。
しかし、動画編集を仕事にしたいとなれば技術を求められるため、基礎スキルだけではなく応用スキルなども習得しておかなくてはなりません。
稼ぎたい金額が高ければ高いほど必要なスキルのレベルも上がっていきます。
まずは動画編集するための基礎スキルから順を追って説明していくね!
①カット
動画は基本的に長く撮影したものから必要な部分を抜き取ってつなぎ合わせ、多くの人が分かりやすく見てもらえる動画になっています。
そのため、最初に行うカット作業は簡単でありながらとても重要な作業です。
カットには動画の途中で不要な部分を取り除いていく「分割」と、動画の最初と最後の部分を削除して整える「トリミング」という方法があります。
②テロップ挿入
動画をさらに見やすくするためにはテロップの挿入も必要です。
YouTubeには字幕機能が施されているものの、完璧に字幕が表示されるわけではなく間違った言葉が表示されてしまう場合もあります。
動画編集の際にテロップを作成しておき、何を話しているかが視覚的にも分かるようにしておくと良いでしょう。
動画編集は“分かりやすさ”が大切なんだね!
③BGM・SE挿入
BGMの挿入は動画の雰囲気を作り出すのに必要な作業です。
明るい曲調のBGMを挿入すれば動画のイメージも明るくなります。
ノイズを分かりづらくする効果もあるため、うまくBGMを活用していきましょう。
SEもテロップと同様に動画の内容を分かりやすくしてくれるものです。
テロップや動画に映っている人物の動きに合わせて音を出したり、シーンが切り替わる際にSEと画像を出してアイキャッチにしたりできます。
④色調補正
動画の色合いを調整する色調補正ではカラーバランスやホワイトバランス、彩度やコントラストなどを調整できます。
例えば動画を撮影したのに映像が日陰に入った時に画面が少し暗くなってしまい、見えづらくなってしまう場合もあります。
そんな時に色調補正を活用することで、動画のイメージや見やすさを変えられるでしょう。
⑤エフェクト挿入
エフェクトは映像に特殊効果をプラスすることを指します。
SEもエフェクトの一つに含まれますが、ここで紹介するのは視覚的なエフェクトです。
例えば動画の中で人物がアクションを起こした際に、エフェクトを組み合わせることで注目を集められます。
また、動画にロゴやテキストをアニメーションで表示させる場合は「モーショングラフィックス」を利用することも多いです。
他にも動画編集には場面転換の際に利用するトランジションや速度変更、パンやズームをかけるなど、様々な作業を行います。
これらのスキルを学ぶなら、クリエイターズジャパンの プレミアプロ講座 がおすすめです。
Adobe社のプレミアプロで動画編集するための基礎スキルが身につくため、動画編集未経験でよく分からないという方も安心して取り組めます。
動画編集を副業にするための標準スキル
基礎スキルさえ身につければ動画編集で稼ぐことはできるの?
残念ながら“動画編集ができるだけ”では
しっかり稼ぐことは難しいかもしれません…。
動画編集を副業にしたい場合、動画編集の基礎スキルだけではなくお金を稼ぐためのスキルも身につけていく必要があります。
お金を稼ぐために必要なのは、主に3つのスキルです。
- セールススキル
- マーケティングスキル
- コミュニケーションスキル
それぞれどんなスキルなのか、詳しく解説していきましょう。
①セールススキル
動画編集でお金を稼ぐためには、まず企業から案件を獲得する必要があります。
まだ始めたばかりの人だと、ただ待っていても案件はやってこないので自分自身を売り込まなくてはなりません。
そのため、自分を売り込むためのセールススキルが必要となってくるのです。
- ポートフォリオ作成
- クライアントに合った営業文
- 単価を上げるための交渉
これらのセールススキルも身につけておけば「案件が獲得できない」といった悩みも解消できるでしょう。
②マーケティングスキル
動画編集者の仕事は主にクライアントが求めている動画を作ることです。
趣味で作る動画と違って、自分の好みだけで作っちゃダメなんだね。
動画編集者はクライアントの意図を汲み取り、目的に合わせてきちんと動画が作成できるかどうかが重要となってきます。
ここで必要となってくるのが、マーケティングスキルです。
頭を使わずにただ作業するだけの単純な仕事は誰でもできるため単価は安い傾向にあります。
しかし、マーケティングスキルを活用して求められているもの以上の仕上がりで動画を納品すれば、次につながる可能性が出たり単価アップにもつながったりするでしょう。
また、クライアントだけでなく視聴者が求めている動画を作る上でもマーケティングスキルが役立つこともあります。
③コミュニケーションスキル
動画編集者は基本的に一人で作業することが多いです。
在宅でも手軽に始められるため人気の副業となっていますが、そんな動画編集の仕事でもクライアントとはやり取りをすることになるため最低限のコミュニケーションスキルは必要となります。
“最低限のコミュニケーションスキル”って
具体的にどんなことを指しているの?
大まかに以下の3つは身につけておくようにしましょう!
- クライアントへの返信はなるべく早く返す
- 適切な言葉遣いを使用する
- 誠実な対応を行う
クライアントも人間なので「一緒に仕事をしたい」と思える人が選ばれやすくなります。
最低限のコミュニケーションスキルを身につけておけば、継続的な案件の獲得にもつながってくるため稼ぐためには非常に重要です。
動画編集を本業にするための応用スキル
ここまで副業の動画編集でお金を稼ぐために必要なスキルをご紹介してきました。
しかし、中には「動画編集を本業にして稼ぎたい!」という方もいるでしょう。
本業にするならさらに応用スキルを身につけて稼げるようにしましょう!
動画編集を本業にするための応用スキルは3つあります。
- 自分自身の高い知名度
- SEO・アナリティクスの知識
- ディレクションスキル
それぞれどんなスキルなのか、どうすれば身につけられるのか解説していきましょう。
①自分自身の高い知名度
動画編集者として仕事を受けるようになったら、自分の知名度が上がるようにしていきましょう。
知名度が上がればその分仕事に困ることも少なくなります。
例えば動画編集者として自身のYouTubeチャンネルを開設したり、TwitterやInstagramなどのSNSを活用して情報発信をしたりすることで知名度の向上につながります。
ただし、現在動画編集者の数も増えてきており自分のブランディングを高めて知名度と信頼度を築き上げていくことは、一朝一夕でできることではありません。
ある程度時間を掛けてでも行う価値はあるので、動画編集を本業にする場合は必ず情報発信をしていきましょう。
②SEO・アナリティクスの知識
動画編集を本業にするなら、SEOやアナリティクスの知識も身につけておいた方が良いです。
検索エンジン最適化を指す「Search Engine Optimization」の略称で、検索エンジンで評価されやすいようにサイトやコンテンツを調整すること。
データを可視化させて分析すること。Googleが提供する「Googleアナリティクス」やYouTubeで利用できる「YouTubeアナリティクス」などがある。
趣味で動画編集をする場合には特にSEOやアナリティクスの知識を活用しなくても問題ありません。
しかし、本業で取り組む場合はクライアントが求める「動画の再生回数を伸ばしたい」「チャンネル登録者数を増やしたい」という目標をクリアするために、SEOやアナリティクス分析を行った方が良いのです。
SEOやアナリティクスの知識を持っていると、
再生回数や登録者数は増やせるの?
他の要素も重要だけど、SEOやアナリティクスで伸びている動画やチャンネルの特徴が分かるようになるよ!
再生回数が伸びている動画はなぜ伸びたのか、チャンネル登録者数が増加したタイミングはどこだったのかなどが分かれば、次の動画制作にも取り入れてさらに再生回数を伸ばしたり登録者数を増やしたりできます。
また、クライアントが動画のSEO・アナリティクスにも精通する会社であればコミュニケーションもスムーズに進められ、仕事のリピートにもつながるでしょう。
「自分が良いと思う動画」ではなく、「YouTubeで伸びる動画」を作れる動画編集者は重宝される
SEO・アナリティクスの知識を持っていれば他の動画編集者との差別化も図れるため、ぜひ身につけておきましょう。
③ディレクションスキル
本業でさらに稼いでいくためには、ディレクションスキルが必要になります。
動画編集の作業は基本的に一人でもこなせるものです。
しかし、作業に取り掛かれる時間は限られているため、もし多くの案件が舞い込んできた場合も断らないといけない可能性も出てきます。
せっかく案件があるのに断っていては収入も頭打ちになってしまうでしょう。
そこで身につけておきたいのが、ディレクションスキルです。
ディレクションスキルってどういうものなの?
ディレクションスキルは動画編集チームの中で案件を割り振ったり、
全体のスケジュールを管理したりするためのスキルだよ!
自分一人では取り掛かれる作業が限られてしまうため、動画編集者でチームを作り動画編集を行うための仕組みを構築していく必要があります。
チームをまとめ上げて仕事を適材適所で割り振っていくディレクションスキルは、今後大きく稼いでいくためには必須となっていくでしょう。
動画編集のスキルを最速で学ぶなら
今回は動画編集の仕事に必要なスキルをレベル別に解説してきました。
基礎スキル・標準スキル・応用スキルの3種類がありましたが、それぞれ動画編集を仕事にするのに欠かせないスキルばかりなので、ぜひ身につけておきましょう。
動画編集のスキルって案外たくさんあるんだね。
効率良く学べる方法ってないのかな…?
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基礎スキルから応用スキルまで色んなスキルを最短1ヶ月で習得できるよ!
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スキマ時間などを見つけて取り組めば、誰でも最短で動画編集者を目指せるでしょう。
また、YouTube動画の再生回数や視聴時間を伸ばすためのノウハウ講座から案件の取り方・収入アップのポイントをまとめた講座、5年後も動画編集者として稼いでいくための仕事術講座など、案件を獲得していくためのスキルも身につけられます。
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