- 初心者が最初に身につけておきたい動画編集のスキルがわかる
- おすすめの練習方法がわかる
- 独学とスクール、それぞれのメリット・デメリットがわかる
動画編集に興味があるけど、どのように編集スキルを身につけ、磨いていけばいいのか悩んでいませんか?
初心者さんの場合、何から始めればいいのか分からない方がほとんどでしょう。
独学で学べるのか、それともスクールに通った方が良いのか学び方にも迷うところです。
出だしで失敗したくないですよね…
そこで今回は、初心者さんのために動画編集の練習方法を詳しくご紹介しましょう。
優先的に身につけたいスキルやおすすめの勉強方法についても解説しているので、動画編集にチャレンジしてみたい初心者さんはぜひ参考にしてみてください。
動画編集初心者が身につけるべきスキル
動画編集では覚えておきたいスキルが色々あり、何から覚えていけばいいのか悩むものです。
しかし、優先的に身につけるべきスキルがわかれば、初心者さんも練習しやすくなります。
初心者は何から身につけるべきなの?
初心者さんが優先的に身につけるべきスキルは、次の3つです!
- カット編集
- テロップ
- BGM・SE
また、今の時点では特に身につけなくても良いスキルもあるので、そのスキルと後回しでも良い理由も解説しましょう。
カット編集
撮影した動画素材から不要なシーンを省く作業のことです。
動画は撮影した映像を全て使っているのではなく、必要なシーンと不要なシーンに分けて構成通りにつなぎ合わせて作られています。
構成上の都合でカットするシーンもあれば、余計な間を切り取り見やすく編集することもあります。
テロップ
動画画面上に映し出される文字情報をテロップと呼びます。
出演者やナレーションのセリフを表示したり、映像内の説明を補助する内容を表示したり、色々なシーンで活用されるスキルです。
テロップを入れることで動画の面白さはアップし、また視聴者が内容を理解しやすくなるというメリットもあります。
現在動画編集を行なっていて、どんなフォントを選べばいいか迷っている方は、以下の動画も参考にしてみてください。
BGM・SE
映像のイメージに合わせてBGMやSEを付けるスキルも身につけていきましょう。
BGMはバックグラウンドミュージックの略で、雰囲気づくりを目的に背景に流す音楽のことです。
映像のイメージはBGMによってガラリとかわるので、面白さに付随する要素となります。
一方、SEはサウンドエフェクトの略で、効果音のことを指します。
効果音はアクション系に使われる打撃音や自然界の音、歓声・笑い声、拍手音など種類も豊富です。
BGMと同じく映像や演出に合わせてSEを取り入れることで動画の面白さが増し、クオリティも上げられます。
BGMとSE選びでは著作権についても知っておきましょう!
著作権とは、作品を作った人が有する権利のことです。
作った作品をどう使うかは権利を持つ著作者にあるため、個人で勝手に使用するとトラブルになってしまう恐れがあるでしょう。
BGMやSEは著作権フリーやロイヤリティフリーの有料音源サイトで提供されるものから選ぶと良いです。
今身につけなくても良いスキル
逆に初心者の時点で練習に時間を割くべきではないスキルは、以下の3つです。
- 複雑なアニメーション
- 色調補正
- 本格的なエフェクトの使用
複雑なアニメーションや色調補正、本格的なエフェクトの使用は動画のクオリティを上げるための技術です。
これらのスキルはあれば魅力的な動画にできますが、初心者さんには難しいスキルと言えます。
最初から難しいことから勉強していくと無駄に時間を取られ、さらに挫折する可能性が高まってしまいます。
クオリティに関わる技術を練習することは
初心者にとっては無駄ってこと?
いいえ、そんなことはありません!
基本的な内容を学びながらも、趣味で難易度の高い動画にチャレンジすることは向上心があってとても良いことです。
挫折のリスクを抑えてステップアップを目指す意味でも、まずは基礎から固めることが大事ですよ。
おすすめの動画編集の練習方法3選
上記でご紹介したスキルを初心者が身につけるためには、練習していくことが大事です。
具体的にどんな練習方法がいいのかな?
動画編集の場合、インプットしたことをアウトプットすることが上達に欠かせません。そして、おすすめの練習方法は次の3つです。
- 好きなジャンルで動画を作ってみる
- 自身のYouTubeチャンネルを開設する
- 動画編集の案件を取ってしまう
ここからは初心者におすすめの3つの練習方法について詳しく解説していくので、覚えて実践してみてください。
好きなジャンルの動画を作ってみる
まずは自分が好きなYouTubeや宣材動画など、好きな動画のテイストを参考に作ってみましょう。
始めのうちから全て自分で考えて作ろうとすると考えすぎて、スキルを磨き上げにくくなってしまいます。
すでに完成された動画を真似て、間隔を磨いていくことが成長の近道
実際に動画を編集していく中で、
- カット
- テロップ
- 音声
などを調節する感覚が磨かれていくはずです。
また、すでに勉強した内容も実際にやってみないと案外うまくいかないものです。
真似て動画を作っていくことで上手くいかない部分や改善点など、新しい気づきが生まれます。
最初は積極的に動画を作り、基礎や調節の間隔を掴んでいきましょう。
自身のYouTubeチャンネルを開設する
動画をたくさん作り編集に慣れてきたら、完成作品をYouTubeに投稿するのも良い練習方法です。
自分のことを知らない他人に動画を見てもらうことで、第三者目線の意見をもらえます。
良い評価を得られれば、投稿した動画をポートフォリオとして利用することも可能です。
ポートフォリオとは作品集のことで、動画編集の仕事を始める上で重要なもの
一体、どのような編集が可能なのか、スキルや今までの経験を伝えてくれるものがポートフォリオです。
さらに、YouTubeは広告収入を得ることも可能なので、ぜひチャレンジしてみましょう。
でも、動画の公開って不安が多いな…
確かに批判されたり、知り合いに動画を見られたりすることに抵抗を感じますよね。でも、動画の公開には得られるメリットの方が大きいですよ!
初めての動画投稿に不安を感じ、公開にためらう人は少なくありません。
おそらく、第三者からの批判や知り合いに見られて噂になってしまうことに恐れを感じるのでしょう。
しかし、自分の動画を公開することには、様々なメリットがあります。
時には批判的な意見もありますが、逆に良かった部分をコメントしてくれる人も多いです。
第三者の意見から改善点が見え、良い意見からは自分の強みが見つかるでしょう。
また、動画を見た人が編集者に興味を持ち、それがビジネスチャンスにつながる可能性も高まります。
動画編集の案件を取ってしまう
動画編集で最強の練習方法は、実際に案件に応募して仕事をしてみることです。
案件となるとお金が発生するため、動画編集に手を抜くことはできません。
クライアントからクレームが来ないように色々なことをたくさん調べながら動画を作っていくことになるので、良い練習になります。
初心者さんはスキルの少なさから失望されないか不安や恐怖心を覚えるかもしれませんが、多くのクライアントはその可能性を織り込み済みで案件を出しているはずです。
実際に案件と取ってやってみることは、上達のためのステップアップだと思ってチャレンジした方が成長も早くなりますよ。
怖がらずチャレンジしてみることが
動画編集のスキルを格段に上げていくんだね!
動画編集を勉強する方法【独学 or スクール】
覚えることや練習方法も色々ある動画編集ですが、身につける上で重要となってくる要素は「どこで学ぶか」です。
動画編集を学ぶ方法は大きくわけて、独学とスクールの2つがあります。
独学でできれば気楽だけど、スクールにも興味があるな~。
どちらの勉強方法にもメリットとデメリットがあるので、
ここからは2つの勉強方法を比較していきましょう。
独学で動画編集を勉強する
独学の場合、基本的に動画編集に関する書籍やWebサイトを参考に、インプットとアウトプットをすることになります。
独学のメリット
独学で動画編集を学ぶメリットは、以下の3点です。
- 時間や場所も自由で自分のペースで学習できる
- 大きな学費がかからず比較的に安価
- 書籍は辞典代わりに活用できる
独学のメリットは、自分のペースで学習を進められます。
時間や場所も自由に決められるので、無理なく動画編集の学習や練習が可能です。
基本的に動画編集に関する書籍やWebサイトを参考にすることになるので、スクールのように大きな学費がかからず、安価で学べる点も魅力です。
書籍であれば繰り返し読めるので、困った時の辞書代わりにできることもメリットと言えます。
とにかく自分のペースで学びたい、
あまりお金をかけずに学びたい人に独学は最適でしょう。
独学のデメリット
逆に独学のデメリットとなる部分は、以下の4点です。
- 学習内容を理解するまで時間がかかる
- 分からないことがあっても自分で解決する必要がある
- スクールよりも情報量に劣りやすい
- 学習のモチベーションが下がってしまう人もいる
教えてくれる人がいないので、初心者は内容を理解するまで苦戦するでしょう。
動画編集で分からないことや専門用語も自分で調べ、解決しなければならず、学習が滞ってしまうこともあります。
自分が学びたいスキルや知識が書かれた書籍や情報が少ない、もしくは情報が古すぎて使えない場合もあります。
専門的な知識を学べるスクールに比べて知識量は独学の方が劣りやすいです。
さらに、人によっては学習のモチベーションが下がってしまう恐れがあります。
分からない部分を多く、解決できない状況が続けば学習の意欲が下がってしまいます。
また、自分のペースで学べる分、ダラダラと学習を続けることもモチベーションを下げる原因となってしまうでしょう。
スクールで動画編集を勉強する
動画編集を学べるスクールでは、プロが指導してくれるので初心者も安心して学べる環境が整っています。
スクールのメリット
スクールで学ぶメリットには、以下の4点が挙げられます。
- 誰でも必要なスキルや知識が身につく
- 学べる知識・スキルの幅が広い
- 学んだことを吸収するペースが早い
- 案件紹介や就職支援などのサポートがあることも
動画編集を熟知したプロが指導するので、誰でも確実にスキルが身につけられることが最大にメリットです。
編集に必要なスキルやソフトの使い方はもちろん、応用的なスキルや仕事の取り方など幅広い知識・スキルを学べるスクールが多いです。
わからない部分は講師に質問でき、また苦手な部分はアドバイスをもらえるので、学習の吸収も早い傾向にあります。
業界との繋がりも強いので、スクールによっては案件の紹介や就職支援といったサポート体制も用意されています。
スクールのデメリット
スクールで学ぶデメリットは、以下の3点があります。
- お金がかかりやすい
- 場所や時間が限られる場合がある
- 卒業後は個人で復習が必要
一番のデメリットは学費がかかることでしょう。
独学はかかっても書籍の代金で、Webから情報を集めれば特にお金がかかりません。
しかし、スクールで学ぶためにはそれなりの学費が必要で、それがハードルに感じる場合があります。
また、登校や授業への参加が必要な場合、自分のペースで学ぶことができません。
特に、すでに社会人で働いている人はスクールに通うこと自体が難しいと言えます。
ただし、最近はオンラインスクールもあるので時間や場所が限られるというデメリットは解消されつつあります。
卒業後に復習したいと思っても、独学と同じく個人で学習や復習しなければなりません。
しかし、卒業後のサポートも充実しているスクールもあるので、アフターサポートをよく確認して選んでみましょう。
独学もスクールも色々なメリット・デメリットがあるんだね。
一概にどっちが悪い・良いということはないので、
自分に合った勉強方法を選ぶことが大事だよ!
自分に合った方法で楽しく学んでいきましょう
今回は動画編集の初心者向けに、効率良く上達していくための練習方法をご紹介しました。
初心者の場合は難しいスキルではなく、まずはカット編集やテロップ、BGM・SEの基礎から身につけていきましょう。
そして、動画編集を学ぶ方法には独学とスクールがありますが、自分が合っていて、楽しく学べる方法を選ぶことが大事です。
ただ、スクールで学ぶことを選択した場合、色々なところがあるので、どこに入学すればいいのか悩む方も多いでしょう。
おすすめの動画編集スクールはあるの?
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