- クラウドソーシングの特徴と動画編集者にとってのメリットがわかる
- 動画編集におすすめのクラウドソーシングサイト5つの特徴がわかる
- クラウドソーシングで案件を獲得するための実践的なコツがわかる
- 動画編集スキルを効率よく身につける方法がわかる
多くの人が副業やフリーランスで収入を増やしている現在、特別な資格がなくても始められる「動画編集」が注目を集めています。
動画市場は年々拡大していて、今後も編集者への需要は高い水準を保つでしょう。
動画編集の仕事は、クラウドソーシングで募集されている案件に応募する方法が一般的です。
これから動画編集で副収入を得たい方の中には、クラウドソーシングを使ったことがない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、クラウドソーシングの特徴から動画編集者におすすめのサイトまで詳しくご紹介します。
さらに案件を獲得するコツも解説しているので、スキルを活かして収入を増やしたい方はぜひ参考にしてください。
クラウドソーシングとは?

クラウドソーシングとは、仕事を発注したい企業・個人と、仕事を受けたい人とをインターネットを通して結びつけるWebサービスです。
「Cloud(群衆)」と「Sourcing(業務委託)」を合わせた造語で、2006年頃から使われ始めた比較的新しい働き方の一つです。
- 人材の確保自体が難しい
- 雇用したのは良いもののコストがかかってしまう など

クラウドソーシングって何なのかな?バイトとは違うの?

簡単に言うと、インターネット上でスキルを売り買いする場所です。
会社に属さなくても仕事ができる仕組みですよ!
従来の雇用形態では人材確保の難しさやコスト面での課題がありました。
クラウドソーシングはこの問題を解決しています。
インターネットで仕事を探している人と出会えるので、お互いの希望が合致しやすくなります。
必要な時だけ仕事を頼めるので、クライアント側もコストを抑えることもできるのです。
動画編集者がクラウドソーシングで得られるメリット
動画編集者がクラウドソーシングを利用すると、以下のようなメリットが得られます。
- 自分の得意なことだけを選ぶ働き方ができる
- 好きな場所や時間で働く働き方ができる
- 仕事の実績を増やして収入を上げる働き方ができる
- 打ち合わせの時間を減らして効率よく働くことができる
自分の得意分野で仕事ができる
クラウドソーシングでは数多くの案件から自分の得意な分野や興味のある案件を選ぶことができます。
例えば、YouTubeの編集が好きならYouTube関連の仕事を、企業の宣伝動画が得意ならその仕事を選んで応募できます。

でも初心者だと何が得意かわからないよね…

最初は色々な案件に挑戦してみるのも良いですよ。
挑戦してみると好きなジャンルが見つかるはずです!
場所や時間を選ばず働ける
動画編集はパソコンさえあれば自宅やカフェなど好きな場所で作業できます。
納期さえ守れば、朝早くに作業しても深夜に作業しても自由です。
実績を積みながら単価アップが可能
初めは低単価の案件からスタートでも、実績とスキルを積み重ねることで徐々に高単価案件を受注できるようになります。
継続的に質の高い仕事を提供することで、クライアントからのリピート依頼も増えてきます。
打ち合わせの手間を最小限に抑えられる
基本的にクライアントとはチャットやメールを使ってやり取りを行うため、直接会って打ち合わせをする必要がありません。
移動時間や交通費が節約でき、効率的に仕事を進められます。
クラウドソーシングは発注側・受注側、双方にとってメリットの多いサービス
動画編集のおすすめクラウドソーシング5選

現在様々なクラウドソーシングサイトが開設されており、どのサイトを利用すれば良いのか迷っている方も多いでしょう。
動画編集の案件を探すのにおすすめなのは、5つのサイトです。
- クラウドワークス
- ココナラ
- ランサーズ
- 複業クラウド
- ウォンテッドリー

5つもあるとどれを選べばいいのか迷っちゃうよ…

最初はクラウドワークスやココナラなど、大手のサイトから始めると安心ですよ。
複数に登録して比べてみるのも良い方法です
5つのサイトがどのような特徴を持つクラウドソーシングなのか、詳しく解説していきましょう。
①クラウドワークス

クラウドワークスは累計登録ユーザー数が約606.2万人、クライアント企業数は約95.6万社を誇る業界最大級のクラウドソーシングサービスです(2023年12月末時点、クラウドワークス公式発表より)。
ワーカーが安心して案件を獲得できるよう、問題のある仕事を取り除いたり、適切な報酬が支払われるかを確認する仕組みがあります。
2012年3月にサービスを開始し、日本のクラウドソーシング市場をリードしています。
動画編集案件の特徴
- 初心者向けから上級者向けまで幅広い案件がある
- 「動画編集・映像制作」カテゴリから動画作成・動画制作のサブカテゴリを選択できる
- YouTube動画編集案件が特に豊富
- 単価は1,000円〜10万円以上まで様々
手数料情報
- 10万円以下の部分:20%
- 10万円超20万円以下の部分:10%
- 20万円超の部分:5%
- 出金手数料:楽天銀行100円(税込)・他行500円(税込)
動画編集の探し方
- 「動画編集・映像制作」カテゴリを選択
- 「動画作成・動画制作」や「YouTube動画」などのサブカテゴリを選択
- 単価や納期などでさらに絞り込み
②ココナラ

ココナラは2025年1月時点で登録ユーザー数が500万人を突破した人気のスキルマーケットサービスです(PR TIMES発表より)。
2012年7月に開始されたこのサービスでは、動画編集のスキルを持っている人がサービスとして出品し、動画編集が必要な人がそのスキルを購入する形になります。
動画編集案件の特徴
- 自分でサービス内容や料金を設定できる
- 受注数をコントロールしやすい
- ポートフォリオを見て直接依頼が来ることも多い
- 「仕事の依頼」でクライアントから募集されている案件に提案することも可能
手数料情報
- 基本手数料:取引成立時に報酬の22%(税込)
- 購入者側:サービス購入時に代金の5.5%(税込)
- 振込手数料:160円(3,000円以上の振込申請で無料)
※ココナラ公式サイトの情報より
出品のコツ
- 具体的なサービス内容を明記する
- 料金プランを複数用意する(例:基本編集コース、エフェクト付きコースなど)
- 自分の作品サンプルを必ず掲載する
動画でも解説しています!
③ランサーズ

2008年12月に日本で初めてクラウドソーシングサービスをスタートさせたランサーズは、260万人以上の会員数(2023年11月時点)と35万社以上の登録企業を持つ老舗プラットフォームです。
報酬の支払いに「仮押さえ決済方式」を採用しており、運営側が発注者から報酬を受け取って保管する安心の仕組みがあります。
動画編集案件の特徴
- 企業案件が多い印象
- 継続案件や大型案件も見つけやすい
- 税務サポートなどのサービスも充実
手数料情報
- 基本手数料:契約金額(税込)の16.5%
- 振込手数料:楽天銀行110円、その他の銀行550円
※ランサーズ公式FAQより
動画編集の探し方
- 「写真撮影・動画制作・ナレーション」カテゴリから「動画編集・映像制作」を選択
- 予算や業務の種類でさらにフィルタリング
- 「初心者歓迎」タグのついた案件を探す
④複業クラウド(Another works)

複業クラウドは2019年9月にサービス開始した比較的新しいクラウドソーシングプラットフォームで、約9万人の登録者と2,000社以上の導入企業があります(2025年1月時点、公式サイトより)。
副業に特化したサービスとして、特に企業側のニーズと個人のスキルをマッチングさせる点に強みを持っています。
動画編集案件の特徴
- 大手企業からの案件が多い
- 副業・複業として働きたい人向け
- 比較的単価の高い案件が見つかりやすい
- スキルや経験を活かした専門性の高い仕事が多い
動画編集案件の探し方
- WEBサイトや公式アプリで掲載中の副業求人を閲覧
- 職種や業界、リモート可否などで検索フィルターを設定
- プロフィールを充実させて企業からのスカウトを待つ方法も効果的
⑤ウォンテッドリー(Wantedly)

ウォンテッドリーは2012年2月に正式リリースされ、2024年5月時点で400万人以上のユーザーと40,000社以上の企業が登録するプラットフォームです(PR TIMES発表より)。
元々はビジョンや価値観を重視した求人サービスとして知られていましたが、現在はフリーランス向けの案件も増えています。
動画編集案件の特徴
- ビジョンや価値観を共有できる企業との出会いが期待できる
- スタートアップや成長企業からの案件が多い
- 単発だけでなく長期的な関係構築も視野に入れた案件が見つかる
- 企業文化や雰囲気がわかりやすい
動画編集案件の探し方
- サイトやアプリの求人検索ページで「動画編集」などのキーワードで検索
- 職種、勤務地、業界などの条件で絞り込み
- 気になる企業のプロフィールページで企業文化やビジョンを確認
それぞれのクラウドソーシングサービスには特徴があるので、複数のサイトに登録して自分に合った案件を見つけることをおすすめします。
クラウドソーシングで動画編集案件を獲得するコツ3つ
クラウドソーシングで動画編集の案件を獲得するには、以下の3つの重要なポイントがあります。
- 信頼感を与えるプロフィール設定
- 実力を証明するポートフォリオの準備
- クライアント視点の効果的な提案文作成
これらのポイントを押さえることで、初心者でも案件獲得の確率を高めることができます。
信頼感を高めるプロフィール設定
クラウドソーシングではインターネット上でのやり取りが基本となるため、信頼感を与えることが非常に重要です。
クライアントは「信頼できる相手に仕事を任せたい」と考えているので、プロフィール設定に工夫しましょう。
明らかなニックネームよりも、実名の方が信頼感が高まります。
アイコンは可能なら顔写真か、顔出しに抵抗がある場合は仕事風景や清潔感のあるイラストがおすすめです。
自分のスキルや経験を具体的に記載しましょう。
例
「Premiere Proを使用して3年、YouTube動画の編集を中心に活動してきました。特にトークや解説系動画の編集が得意です。」

初心者だと実績がないから、プロフィールに書くことがないよ…

実績が少なくても、具体的なスキルや得意分野を正直に書いて、熱意や誠実さをアピールすると良いですよ。
未経験でも丁寧な対応ができる人は評価されます。
責任感や連絡の取りやすさをアピールすることも大切です。
例
「納期は必ず厳守し、責任を持って取り組みます。ご要望に沿った編集を心がけています。」
「メッセージをいただければ、原則24時間以内に返信いたします。」
実力を証明するポートフォリオの準備
クライアントが応募者を選ぶ際、最も重視するのがポートフォリオです。
いくら自己紹介や提案文が良くても、ポートフォリオで実力が伝わらなければ案件獲得は難しくなります。
複数の編集スタイル(テンポの良いYouTube系、企業PR風など)のサンプルを用意すると良いでしょう。
30秒〜1分程度の短い動画でも技術力が伝わる編集を意識してください。
長い動画はクライアントに最後まで見てもらえない可能性があります。
使用したテクニックや工夫した点を簡潔に説明することで、技術力をより具体的にアピールできます。
著作権や肖像権に配慮した素材(自分で撮影したものやフリー素材)を使用することも重要です。
クライアント目線の提案文作成
案件に応募する際の提案文は、自分のスキルをアピールするだけでなく、クライアントの目線に立った内容にすることが大切です。
クライアントが求めている人物像や解決したい課題に焦点を当てましょう。
効果的な提案文には以下の要素を含めるとよいでしょう。

自分ができることをアピールすることかな!

それでは案件の獲得につながらないかも…
大切なのはクライアントの目線に立つことです!
- 件名に合う内容をはっきり書く
- 依頼内容を自分の言葉で言い換えて理解を示す
- 自分ができることをお客様の希望に合わせてわかりやすく説明する
- どうやって進めるか、具体的な手順を提案する
- 関連する実績や作品例へのリンクを紹介する
- 質問や変更希望にしっかり対応する姿勢を見せる
- 信頼感のあるプロフィールは実名使用、顔写真、具体的なスキル説明で作成できる
- ポートフォリオは技術力が伝わる質の高い作品を少数用意するのが効果的
- 提案文はクライアントの課題理解と具体的な解決策提示がポイント

今から最速で稼げる動画編集者になるためには
動画編集の仕事を始める際、気になるのが「いくらくらい稼げるのか」という点ではないでしょうか。
ここでは、動画編集の種類別の相場観や収入アップのための戦略をご紹介します。

最初から高い単価を狙ったほうが良いのかな?

最初は実績作りが大切です。
低めの単価から始めて、徐々に上げていくのがおすすめですよ。
YouTube・SNS向け動画編集
最も案件数が多いのがYouTubeやSNS向けの動画編集です。
トレンドに合わせた編集スタイルやテンポの良いカット、視聴者の興味を引くような演出が求められます。
YouTube Shortsなどの縦型短尺動画は需要が急増しており、テンポの良さと視聴者の興味を引く最初の数秒が特に重要です。
通常の長尺動画よりも単価は低めですが、制作時間も短いため、効率よく案件をこなせる傾向にあります。
相場
1,000円〜2万円/本
- 案件数が多く、初めて動画編集に挑戦する人でも見つけやすい
- 継続的な依頼が期待できる
- 企業のSNSアカウント運用の案件では比較的単価が高めになる傾向
企業PR・商品紹介動画
企業や商品のPR用動画の編集案件です。
洗練された印象やブランドイメージに合った編集スタイルが求められることが多いです。
相場
1万円〜10万円/本
- 企業のブランディングに関わる重要な仕事
- 高品質な編集技術が求められる
- 打ち合わせや修正作業が多い傾向がある
インタビュー・セミナー動画
インタビューやセミナー、講義などを撮影した素材の編集案件です。
内容をわかりやすくまとめたり、長い素材から大切な部分を選んだりする編集技術が必要です。
最近はオンラインセミナーやウェビナーの需要が増えていて、画面共有と話し手の映像の切り替えなど、特有の編集スキルも求められています。
資料の挿入や見やすい資料画像の作成ができると、単価アップにつながります。
図やグラフの作成スキルがあれば、さらに重宝されるでしょう。
相場
5,000円〜5万円/本
- 長時間の素材から要点を抜き出す編集能力が求められる
- 情報の正確性が重要視される
- 企業向け研修動画などの案件も含まれる
結婚式動画
結婚式の思い出を形にする動画編集案件です。
慣れてくれば、オープニングやエンディングなどをテンプレート化して効率よく制作することも可能です。
相場
3万円〜10万円/本
- 感動や思い出を伝える編集が求められる
- 一度きりの大切な瞬間を扱うため責任が大きい
- クライアントの要望をしっかり聞き取る必要がある
動画編集の案件は種類によって相場に幅があり、実績を積みながら自分の得意分野を見つけることで、効率的に収入アップを目指せます。
まとめ

今回は動画編集の案件が見つかるクラウドソーシングサービスと案件獲得のコツについてご紹介しました。
ポイントをまとめると以下の通りです。
クラウドソーシングは場所や時間を選ばず、自分の得意分野で仕事ができる魅力的な働き方です!
動画編集におすすめのクラウドソーシングサービスは
- クラウドワークス
- ココナラ
- ランサーズ
- 複業クラウド
- ウォンテッドリー
効率が良いのはオンライン講座の利用
動画編集を身につけるための学習方法は様々です。
- 本
- YouTubeの講座
- 対面での講座
- オンライン講座
この中でも本やYouTubeの講座は無料で学べるものの、効率的ではありません。
効率的に動画編集を学べる方法で一番適しているのが、オンライン講座なのです。
- 体系的に学べる
- 時間を選ばない
- 場所を選ばない
- 質問が可能
対面での講座も体系的に学べたり、講師に質問ができたりします。
しかし、時間や場所が限られてしまうためオンライン講座の方が誰にでもおすすめできるのです。
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